鎌倉の穴場のお寺
梅雨に入りましたが、湿度は高めでもまだ余り雨も降らず、晴れると気温も30度に届く勢い、夏ですね。
昨日の午後、ぶらりと鎌倉に行ってみました。梅雨はやっぱり紫陽花、と思い、アジサイ寺とも呼ばれる明月院に行ってみました。
ここの紫陽花は、ブルーが綺麗で、明月院ブルーと呼ばれているとも聞いて、涼やかな景色を期待して。。。
しかし、やはり有名すぎるのでしょうか。かなりの人出、観光客で行列、特に有名な丸窓と御朱印には長蛇の列!
拝観料が500円ですが、丸窓の更に奥に行くには更に500円、ここで萎えてあっさり退散。
こんなユーモラスな演出はありましたが…
北鎌倉から行ったので、駅に戻るのもなんだなあ、と思い鎌倉方面へ。建長寺なんかはやっぱり混んでるかなあ、と考えながら歩いていたら、なにせ暑い!お茶休憩したい!でも、通り沿いはどこも満席。うーーーん、。
さらに歩いていたら、右側に、長寿寺というお寺の入り口が。拝観料300円で、前方に見える縁側で涼んでいる人が二人いるのが見えて、暫く私も涼ませてもらおうと、立ち寄りました。
このお寺、立ち寄って大正解でした!
大きくはないのですが、お庭が美しい、そして吹き抜ける風が涼しくて素晴らしい!
こんな感じで、同じようにふらっと立ち寄った方が座ってのんびりしていました。
お庭全体も歩けて、竹林も爽やか。
これで茶屋でもあれば最高でしたが、それはなかったので、時々ペットボトルのお茶を口に含みながら、緑のマイナスイオンを浴びながら、ゆっくり休ませていただきました。
このお寺は室町幕府を開いた足利尊氏の菩提寺で、尊氏の邸宅でもあったといわれています。お庭を回る時に、少し高いところに登れるのですが、そこに尊氏のお墓もありました。
お庭をぐるっと回ると出口ですが、その真正面の山の斜面に紫陽花が咲き乱れていて、綺麗でした。
その小径は亀ヶ谷坂という鎌倉七切通の一つ、坂を上って下って行くと、鎌倉駅方面に行けます。この道もマイナスイオン浴びながら歩く感じで、よかったです。
秋の紅葉の季節に、ぜひ再訪したいです。